当院での膠原病に対する考え方/治療方針
私の第一専門は抗癌剤と免疫抑制剤、分子標的薬です
とくに血液学の中の免疫担当細胞にたいする影響が長年のテーマです/現在もそうです
リウマチ学会が推奨する一定の方式や難病指定で厚労省研究班の考え方に沿っていますが、
特色としてはなるべく初期の段階からステロイド薬に頼らず、抗炎症剤や免疫調整薬、免疫抑制剤を積極的に使う点にあります。
ステロイドの多量な使用によって恒久的な副作用をこうむることが多いからです
とくに若い方には使用を避けています。その点で、いわゆる総合病院の膠原病担当の医師の方とは違和感を感じられ事が多いようです。
当院では、偏りなく考えて根拠を確認したのちのことなので、転院希望はなるべくはやめに申し出てください。
ご理解のほどよろしくお願いいたします