CK上昇をきたす疾患
炎症性筋疾患/SLE筋炎/全身性強皮症/ベーチェット病/サルコイド-シス/感染性ミオパチ-/筋ジス/ミオトニア/ALS/脊髄性筋委縮症/横紋筋融解症/代謝性ミオパチ-/悪性症候群
甲状腺機能低下症/先端肥大症/周期性四肢麻痺/コルヒチン/ヒドロキシクロロキン/スタチン/フィブラ-ト/アルコ-ル
重症筋無力症/イートン―ランバ-ト/クッシング/低カルシウム/ギランバレ-
熱中症、夏バテ 一覧
炎症性筋疾患/SLE筋炎/全身性強皮症/ベーチェット病/サルコイド-シス/感染性ミオパチ-/筋ジス/ミオトニア/ALS/脊髄性筋委縮症/横紋筋融解症/代謝性ミオパチ-/悪性症候群
甲状腺機能低下症/先端肥大症/周期性四肢麻痺/コルヒチン/ヒドロキシクロロキン/スタチン/フィブラ-ト/アルコ-ル
重症筋無力症/イートン―ランバ-ト/クッシング/低カルシウム/ギランバレ-
睡眠:寝不足ですと副交感神経が疲弊して交感神経優位になります。この状態は体が酸性に偏りがちで小胞体、ミトコンドリアいずれもストレス反応が出やすくなります。
ビタミンB不足:ミトコンドリアの機能の電子伝達の際に必要とするものです。日ごろから注意が必要です。
Ca:不足していると小胞体ストレス反応が出やすくなります。
朝食:とくに炭水化物が少ないとミトコンドリア破綻しやすくなります
前夜の深酒:体が酸性に偏りやすい
天気天候:当日よりさかのぼって1週間くらい涼しいとヒートショック蛋白が準備されていません。
水分:不感蒸泄がへり熱がこもりやすくなります、また酸性に偏りやすくなります。これから暑い環境が起こる前に体重1キログラムあたり10cc、できれば20cc飲みましょう。
塩:その日限りなら塩は汗を増やすのでOKですが、連日多いと腎臓がわるく酸性に偏りやすくなります、
2024年4月8日 | カテゴリー:熱中症、夏バテ |
熱によって細胞内の小胞体/ミトコンドリアが破綻し細胞が死んでしまう状態です。ミトコンドリアの多い臓器である心、腎、肝、脳が同時に障害を受けます。夏バテもほとんど同じ機序ですが、慢性緩徐進行性の熱中症と考えてもいい病態です。ミトコンドリアは栄養を酸素と合わせて、つまり燃焼してエネルギ-を産生する場所ですが、機能が破綻すると水素イオンを制御できなくなり異常な熱産生をひきおこして体温調節が効かなくなり破綻的に急性増悪します。暖かい環境に慣れておけばヒートショック蛋白が小胞体に存在するためミトコンドリア機能は影響を受けませんが、ヒートショック蛋白が準備されてない状況ですと小胞体の熱ストレスからミトコンドリアに影響が及んでミトコンドリア破綻が始まります。重傷者のほとんどのケースで日ごろから熱い環境でヒートショック蛋白が準備されておらず、体が酸性に偏っていたり、ミトコンドリアに必要なニコチンアミドやビタミンBが少ない状況ではミトコンドリアは破綻しやすい条件がそろっているということです。脱水が存在すると不感蒸泄が低下し身体の核の部分に熱がこもりやすくなり熱中症に移行しやすくなります、ほとんどの症例は脱水症+初期熱中症で意識障害のみのことが多いようです。