介護相談 一覧
介護判定されるときのひとつの指標
被保険者すなわち介護を受ける本人が 一人で日常生活していくとき いわゆる人間的にみじめな思いをご本人が感じずに生活していきたいとき 何ができて何ができないか どれだけ介護をする人の手間がかかるかを 判定するのは 行政が委託する第三者的な判定員会です。そこで発生するだろうと予想される負担の程度を担保するために 等級分けして保険で効く範疇をきめるのです。
何かのための見守り程度なのか 週に何回かお風呂に入るために人手がどれくらい必要か トイレに行けるか行けてもどれくらい時間がかかるのか トイレの後清潔を保てるのか 食事はとれるのか そもそも食事の用意を自分でできるのか ものわすれがひどくてガスのつけっぱなしで火事になりそうなのか 電気ストーブを扱えるのか 実際のところが思い描けるような調査報告がないと判定できません。決まった判定結果をもとにケアマネジャーが使える保険の範囲内でみじめな思いをしなくていいようにケアプランをたてて介護を受ける人に提出します。うまくいかないときには判定のやり直しを求めていきます。
介護受ける方の家族に知ってもらいたいこと
介護保険法において、被保険者の家族の有無は、介護度認定に直接的な影響を与える要素ではありません。介護度認定は、被保険者の日常生活動作(ADL)の状態や医療的なニーズに基づいて行われます。
具体的には、介護度認定は以下の要素を考慮して行われます:
日常生活動作 (ADL): 被保険者が日常生活でどれだけの支援を必要としているかを評価します。ADLには食事、入浴、排泄、移動、着替えなどが含まれます。
医療的ニーズ: 被保険者の病状や障害、医療的な治療やケアの必要性を考慮します。医師の診断書や医療機関の意見も参考にされます。
介護度の評価: 上記の要素をもとに、介護度を評価します。介護度には「要支援」「要介護1〜5」の6段階があります。
被保険者の家族の有無は、これらの要素とは直接的な関係はありませんが、家族のサポートや介護の負担を軽減するために、家族の協力や支援は重要です。