降圧剤について
血圧のコントロールはすなわちイベント発症確率を引き下げることになります。
第一選択薬はまずARBということになりますこれはアンギオテンシンのレセプターが活性化しているからです
それとは別の機序で血圧が上している場合にはカルシウムアンタゴニストを用います
アンギオテンシンの受容体はリガンドがなくても自然発火的に活性化するので血圧が上昇するのです
塩分が多くさらに別の条件が加わるとATRが活性化してしまいます
一日一回内服の場合、基本は夜内服ですが、脳出血の危険性が高い方は朝一回ということもあります。 しかし、安全面からは2回内服がいいとされています・
利尿剤を+αで必要です。とくにARBと相性がいいと考えられる薬剤や、腎臓での過ろ過を阻止する目的のものがあります
ご自身の場合は、腎臓に少ないながらも障害があるのでレニンが高分泌しているタイプです
2025年10月9日 | カテゴリー:診療記録例 |