治療指標としての末梢血単球数
CBCにおける単球数が異常抗原提示に関連する可能性は、免疫応答の観点から重要であり、自己免疫疾患や慢性炎症性疾患などで注目されています。
単球は、マクロファージや樹状細胞に分化することで抗原提示を行いますが、異常な単球数やその機能不全が、免疫系の不調や自己免疫の促進に寄与する可能性があります。例えば、単球増加症が慢性疾患の炎症状態を示唆することがあり、その調整が治療の一つのターゲットになることも考えられます。
治療指標として単球数を監視し、それに基づいた免疫調整を検討するのは、病態の根本的な改善につながる可能性があります
2025年5月12日 | カテゴリー:各種治療学, 関節リウマチ リウマチ外来, 膠原病 |