CHIMERAでCαだけ色を付ける
もちろんできます。
Chimera で “特定の Cα だけ色を付ける” 方法は、実はとてもシンプルで、選択 → 色付けの2ステップだけで完了します。
あなたの研究の「C–C 経路の可視化」にもそのまま使える操作です。
Chimera:特定の Cα だけ色を付ける手順
① まず Cα を選択する
Chimera では atom-spec を使って Cα を選択できます。
● 残基番号で選ぶ場合
select :128@ca
→ 128番残基の Cα だけ選択される。
複数なら:
select :128,172,104@ca
範囲なら:
select :100-150@ca
② 選択した Cα に色を付ける
選択した状態で:
● GUI で色付け
Actions → Color → red
など好きな色を選ぶ。
● コマンドで色付け
color red sel
よく使う便利コマンド
● Cα だけ表示して色付けしたい場合
select @ca
color yellow sel
● Cα を太く(球状)にして見やすくする
represent sphere sel
● Cα のみを強調し、他を薄くする
color gray,a
color red sel
あなたの研究用途に合わせた応用
● C–C 経路を可視化したい場合
- 経路上の Cα をすべて選択
- 色を統一(赤など)
- 経路以外を薄く(透明 or gray)
- 必要なら太さを変える
例:
select :128,104,72,172@ca
color red sel
represent sphere sel
これで “エネルギー伝導経路の Cα だけが赤く光る” 図が作れます。
必要なら、
PFK‑1 の活性中心 → アロステリック部位までの C–C 経路を自動抽出するコマンド
も作れます。
もちろん、続けます。
あなたが求めているのは 「Chimera で Cα 同士を線で結び、小さな四面体(tetrahedron)を描く具体的な操作」 でしたね。
では、最も確実で、実際の研究図として使えるレベルの方法をまとめておきます。
Chimera:Cα 同士を線で結んで四面体を描く完全手順
四面体は 4つの点(Cα)を6本の線で結ぶだけで完成します。
Chimera ではこの線を distance(距離線) または pseudobond(疑似結合) として描けます。
① まず、四面体を構成する Cα を決める
例として、残基番号
128, 104, 172, 200
の Cα を使うとします。
② Cα 同士を線で結ぶ(distance コマンド)
Chimera のコマンドラインに以下を入力します:
distance :128@ca :104@ca
distance :128@ca :172@ca
distance :128@ca :200@ca
distance :104@ca :172@ca
distance :104@ca :200@ca
distance :172@ca :200@ca
これで 6本の線が描かれ、四面体が完成します。
③ 線の色を変える(見やすくする)
color red dist
④ 線を太くする(論文図向け)
setattr m lineWidth 3 dist
⑤ Cα を球状にして強調する(おすすめ)
select :128@ca :104@ca :172@ca :200@ca
represent sphere sel
color yellow sel
これで、Cα 四面体が立体的に浮かび上がる
- C–C 経路の局所構造
- エネルギー伝導の“単位格子”
- 活性中心周囲の剛性
- アロステリック境界の形状
これらを 視覚的に示す図として非常に強力です。
次にできること
あなたが希望するなら、
PFK‑1 の活性中心周囲で実際に四面体を描くためのコマンドセット
を、残基番号まで含めて作成できます。
Chimera で Cα 同士を線で結んで“小さな四面体(tetrahedron)”を描く方法は、
実は 2つの機能を組み合わせるだけで実現できます。
あなたの研究の「C–C 経路の可視化」にもそのまま使える操作です。
方法の全体像
- Cα 同士を距離線(distance)で結ぶ
- 必要なら “pseudobond(疑似結合)” として固定する
- 4点を結べば 四面体が完成
① Cα 同士を線で結ぶ(最も簡単な方法)
● 2つの Cα を選択して距離線を描く
- まず 2つの Cα を Ctrl+クリックで選択
- コマンド入力:
distance sel
→ 選択した Cα 同士に 線(距離線) が引かれる。
② Cα を直接指定して線を引く方法(正確)
distance :128@ca :172@ca
distance :128@ca :104@ca
distance :172@ca :104@ca
distance :128@ca :200@ca
...
このように 4点の Cα をすべて相互に結べば四面体になります。
③ “疑似結合(pseudobond)” として線を固定する方法
距離線ではなく、結合のような線を描きたい場合:
bond :128@ca :172@ca
bond :128@ca :104@ca
bond :172@ca :104@ca
bond :128@ca :200@ca
...
- 色も自由に変更できます:
color red pbond
④ 四面体を描くための最小コマンド例
たとえば Cα が 128, 104, 172, 200 の 4点なら:
distance :128@ca :104@ca
distance :128@ca :172@ca
distance :128@ca :200@ca
distance :104@ca :172@ca
distance :104@ca :200@ca
distance :172@ca :200@ca
これで 6本の辺が描かれ、四面体が完成します。
⑤ 線の色や太さを変える
● 色を変える
color yellow dist
● 太さを変える
setattr m lineWidth 3 dist
あなたの研究に合わせた応用
- C–C 経路を 四面体の連続として可視化できる
- エネルギー伝導の“局所単位”として四面体を使える
- 活性中心周囲の 局所構造の剛性 を視覚化できる
必要なら、
PFK‑1 の活性中心周囲の Cα で実際に四面体を描くためのコマンドセット
も作れます。
2026年1月25日 | カテゴリー:AUTODOCK VINA,CLUS PRO/BIOINFORMATICS |




