蛋白尿そのものが腎臓を障害する
濾過器である腎臓糸球体が何らかの原因(糸球体の炎症、輸出細動脈の狭小化、輸出細動脈周囲の圧の上昇など)で異常となると篩いの部分のネフリン蛋白が減って大きな蛋白が原尿中に落ちてしますようになります。その中には補体と呼ばれる成分も入っていてこの物質が濾過された原尿の内容を調節している尿細管細胞に酸化ストレス性、炎症性に傷害して尿細管細胞を低下させます。
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濾過器である腎臓糸球体が何らかの原因(糸球体の炎症、輸出細動脈の狭小化、輸出細動脈周囲の圧の上昇など)で異常となると篩いの部分のネフリン蛋白が減って大きな蛋白が原尿中に落ちてしますようになります。その中には補体と呼ばれる成分も入っていてこの物質が濾過された原尿の内容を調節している尿細管細胞に酸化ストレス性、炎症性に傷害して尿細管細胞を低下させます。
永らく糖尿病学会はHBA1c7%を目標にといってきました。最近では患者さんに合わせて設定しなさいと言っていますが、明確な話はありません。糖尿病専門医の試験にも具体的にこのようなときは、こんな合併症がこれくらいの確率ででてくるような話はなくあいまいなままです。当院では7.5%と説明しています。なぜなら、特定の合併症の発現のし易さはほかの指標を用いればいいからです。7.5%は総死亡の可能性が統計学的に最も低い値となっています。網膜症、腎症、動脈硬化、認知症、心不全は別のきちんとした指標がありますのでそちらを用いています。
肥満は精神心理性、代謝性、ホルモン性、自己免疫性、腫瘍性、食品知識不足性、によって起こります。すべての原因が複雑に絡み合っていることも非常に多い状況です。
大学第三内科、県立総合医療センター、山口労災病院の医師がある程度前向きに対応してくれると考えています(全員知り合いの医師です)。小郡第一、山口済生会も十分に相談のうちにお願いすれば検討してくださるのではとも思います。実情、ここ40年にわたって山口県内で手を上げて積極的な診療体系がなされていませんでした。すこしずつでも第三内科に相談してゆくつもりです。
さて当院では、自己免疫疾患も見ている関係から自己免疫性の原因によりホルモン異常がある患者さんをある程度観てきたこともあり、挑戦的な対峙をおこなっています。除外診断上、MRIやCTを他院で受けてもらったり、ホルモン値の正確な把握のために時間指定的な採血が必要であることをあらかじめ理解していただきたいと考えます。また負荷試験という時間のかかる検査も必要であると理解してください。保険適用のない採血項目も多いので窓口での支払いが2万円を優に超すこともままあります。つまり保険の利かない検査があまりに多く、診断まで3か月~10か月はかかるので患者さんの数もすくないのも手伝って何十年もまともな診療体系が組めなかったのです。
本格的に、お考えの方は神戸大学関連とか奈良県立大学関連をお勧めします。
県内的には、積極的に診療していますので受けています。今までに一番多かったのが、自己免疫性ホルモン性で、2番目は精神心理性でした。
2024年4月29日 | カテゴリー:各種治療学, 新着情報, 生活習慣病, 内分泌疾患・ホルモン異常, その他 |
クッシング症候群は、コルチゾールが過剰に分泌されることで起こる病気です。
症状としては、体重が増加したり、顔が丸くなったりするほか、血糖値や血圧の上昇などの症状もあります。
コルチゾール値が正常ではないにも関わらず身体的特徴があらわれないこともあります。
そういった場合は「サブクリニカルクッシング症候群」と診断されます。
中心性肥満とは、手足は痩せているのに、顔や体幹(胴体部分)が太っている状態のことです。
この中心性肥満は、クッシング症候群の特徴的な症状の一つです。
「手足はやせるのにお腹周りに脂肪がつく」あるいは「食事量は変わらないのに体重が増えてきた」という場合は、クッシング症候群を疑います。
満月様顔貌
満月様顔貌とは、顔が満月のように丸みを帯びる状態のことで「ムーンフェイス」とも呼ばれています。
満月様顔貌はクッシング症候群の特徴の一つですが、副腎皮質ステロイドの副作用も考えられます。
野牛肩
野牛肩とは、文字通り、水牛の体のように、首から肩にかけての背中の上部に、特徴的な脂肪がつく症状のことです。
野牛肩は「水牛様肩」「バッファローハンプ」ともいわれ、症状が進むと、脂肪が大きなこぶ状になってしまうこともあります。
満月様顔貌と同様に、副腎皮質ステロイドの長期服用によっても発症します。
皮膚菲薄化
皮膚菲薄化とは、皮膚が薄くなる症状です。
皮膚が薄くなることで、乾燥しやすくなり、ちょっとした刺激でも肌がヒリヒリしたり、炎症を起こしたりすることがあります。
クッシング症候群の特徴の症状の一つですが、加齢によるものや女性ホルモンの低下なども、皮膚菲薄化の原因の一つと考えられます。
腹部赤色皮膚線
腹部赤色皮膚線状とは、一般的に「肉割れ」と言われる皮膚の亀裂のことで、女性が妊娠の際に出来るものは「妊娠線」と呼ばれます。急激に筋肉や脂肪がつくと、表皮は伸びることができても、その下の真皮や皮下組織の一部が伸びにくいために亀裂が生じます。これによって生じるのが、皮膚に線状の筋が入る腹部赤色皮膚線状です。
近位筋の筋力低下
近位筋とは、肩から二の腕にかけた上腕筋や腰回りから太ももにかけた大腿などの体幹に近い筋肉のことで、疾患により、筋力が低下することがあります。
疾患による筋力低下の原因は、筋肉自体に障害が出る筋原性と神経細胞などが変形することで起こる神経原性に分けられますが、近位筋の筋力低下は、筋原性に多いと考えられています。
近位筋の筋力低下は、クッシング症候群の症状の一つですが、筋ジストロフィーや多発性筋炎、神経性筋萎縮症、髄膜炎、ギラン・バレー症候群などの疾患の場合にも症状があらわれます。
クッシング症候群は「副腎性クッシング症候群」「ACTH性クッシング症候」「薬性クッシング症候群」に分けられます。
「副腎性クッシング症候群」は、副腎の腫瘍などが原因とされており、一方「ACTH性クッシング症候」は、下垂体腫瘍などにより、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を過剰に分泌することにより発症します。
クッシング症候群の主な原因は、副腎腫瘍であると考えられています。
副腎性クッシング症候群とは、こうした副腎腫瘍などにより、コルチゾールの作用が過剰となり、発症するものを指します。
薬剤性クッシング症候群は、コルチゾールと同様の作用をもつ薬剤を使用することで発症するものです。
コルチゾール合成阻害剤
メチラポン (Metopiron):
トリスタン (Trilostane):
不可逆的な作用によりかえってアジソン病になることがあるので慎重投与です
2024年4月29日 | カテゴリー:骨粗鬆症, 膠原病, 内分泌疾患・ホルモン異常, その他 |
大腸から肝や肺とその間まで癌が浸潤している状態です。
術前化学療法を施行して、大腸癌・肝転移・肺転移を縮小してから手術が可能になる場合もあります。
免疫療法では、肝臓や肺に転移している場合、抗癌剤治療に併用して癌免疫が獲得されていないと判断し、DCワクチンを接種します
大腸がんのステージIVの5年相対生存率は18.7%。 結腸がんの場合、16.5%とされています。
ステージIVの進行がんの場合、余命宣告されるケースも少なくありません。
M0 遠隔転移を認めない
M1 遠隔転移を認める
M1a 1臓器に遠隔転移を認める(腹膜転移は除く)
M1b 2臓器以上に遠隔転移を認める(腹膜転移は除く)
M1c 腹膜転移を認める
M1c1 腹膜転移のみを認める
M1c2 腹膜転移およびその他の遠隔転移を認める
NX リンパ節転移の程度が不明である
N0 リンパ節転移を認めない
N1 腸管傍リンパ節と中間リンパ節の転移総数が 3個以下
N1a 転移個数が1個
N1b 転移個数が2から3個
N2 腸管傍リンパ節と中間リンパ節の転移総数が 4 個以上
N2a 転移個数が4から6個
N2b 転移個数が7個以上
N3 主リンパ節に転移を認める。下部直腸癌では主リンパ節および/または側方リンパ節に転移を認める
STAGE4はNX~N3に関係なく 4AはM1A 4BはM1B 4CはM1Cとする
結腸癌の5年生存率20% 直腸がんは15%
殺細胞抗癌剤
フッ化ピリミジン>5FU(フルオロウラシル)/UFT(テガフ-ル)/S1(TS-1)CAPE(カペシタビン)
イリノテカン>CPT11(トポテシン)
オキサリプラチン>OX(エルブラッド)
トルフルリジン>FTD(ロンサ-フ)
分子標的薬
マルチキナ-ゼ阻害/VEGF阻害/EGFR阻害/PD1阻害/CTLA4阻害/BRAF阻害/MEK阻害/TRK阻害
JSCCR | 大腸癌研究会 を参照
特に肝がん、肺がん、大腸がんが多い傾向にあります。アルコールであったり小麦のグルテンは肝臓の中で炭水化物が燃え尽きるのを邪魔します。その際脂肪酸合成がおこなれるのですがNAPDHが相対的に不足していると細胞内に過酸化物が増加してDNA切断が多くなります。そのために、癌化するのです。
the collaborative research project among some drs
using AUTODOCK VINA, Pymol
We are seraching for new drug against cancers. Especially we serach for the compouds that is able to associate both cyyclinB1 and the proteins of proteasome. If the drug takes no effective allosteric change on cyclinB1 and can interfer function of proteasome, the more effectively it must be thought to inhibit cancer proliferation the more time cancer cells divide . Because the drug connect to cyclinB1 is transported to proteasome along with cyclinB1 and acumulated at proteasomes.
2024年4月14日 | カテゴリー:がん検診, 創薬/AUTODOCK, AUTODOCK VINA CLUS PRO, 白血球異常 白血病・骨髄異形成症候群, その他 |
疾患概念に変遷が多い領域で
これまでは DM皮膚筋炎、PM多発筋炎、IBM封入体筋炎 の3つに分類されてきたが再分類されて
DM皮膚筋炎、ARS抗アミノアシルtRNA合成酵素抗体症候群/ASyS抗合成酵素抗体症候群、MNM免疫介在性壊死性ミオパチ-、IBM封入体筋炎、オーバ-ラップ筋炎、となった。
DMに特異的な皮膚病変には ヘリオトロ-プ疹とゴットロン丘疹があり分類基準にも含められている。Mi2抗体がよく知られているがDM全体の10%程度にしかすぎない。2000年以降はMDA5抗体、TIF1抗体、NXP2抗体、SAE抗体がDMの大多数で陽性であることが明らかになった。
2024年4月11日 | カテゴリー:その他 |